Mini Tomato

ミニトマトについて

トマトは中南米のアンデス山脈の高地原産の作物で厳しい生育環境で生まれました。

農家から見たこの野菜の特徴は、とにかく生きる力が強いことです。

元々厳しい土地で育ったので、水が少なくても育ちますし、ほとんど世話をしなくとも生育し、地面に落ちた種から翌年自生してくる力強さをもっています。

須田農場のミニトマトの作り方

味をよくするため、あまり水を与えません。水を与えると実が大きくなり、トマトの中の水の量が増えます。これは収量重視のやり方です。

また、見た目でも楽しめるよう、いろいろな品種を作っています。普通は色づき始めたら収穫して、輸送中に追熟させてスーパーの棚にならんだときにベストの色にしますが、須田農場では完熟にします。

一番健康に育つ過酷さと栄養のバランスを僕たちは知っています。

Concept

品種の持っている味の違いを楽しむミニトマト

僕らは、数種類のカラフルなミニトマトを作っており、食べる人にトマトの個性の違いを楽しんでもらいたいと思っています。

健康に育てて個性をしっかり表現

個性をしっかりと表現するためには、栄養バランスのよい土で、トマトが元々の生まれた環境に近い状態で健康に育てることが重要です。

野菜は健康に育ったときにその品種のもっている元々の特徴がもっとも色濃くでます。

栄養や水をたくさんあげれば大きくなりますが、大きく育つことと、健康に育つことは少し違います。

健康に育つには、主要な栄養素のみではなく、微量なミネラルバランスも整えた土で、原産地の環境と同じように水の量を減らすなど、適切なストレスをかけることも重要です。

水に沈むくらいの糖度

普通のミニトマトは、水に浮きますが、僕らのミニトマトは水に入れると沈みます。

水よりも糖分が溶けた水の方が比重が重いので、糖度が高いミニトマトは水に沈むのです。

元気に育ったミニトマトは、その品種がもっている元々の味を色濃く出すと同時に、糖度もとても高くなります。

僕らが表現するミニトマトの美味しさとは、甘さとその品種の個性がしっかり感じられる味です。

一言で甘いミニトマトと言っても、こんなに味に差があるんだということを楽しんで貰えればとても嬉しく思っています。

Creativity

農家の創造性を表現できる野菜

強力な生命力で、農家の様々な期待に応えてくれる野菜

大きくしたい、たくさん収穫したい、柔らかくしたい、甘くしたい、肉厚にしたいなど、農家のどんな要望にも実をつけて応えてくれます。

そして、品種もたくさんあります。大玉トマト、ミニトマト、甘いもの、酸っぱいもの、生食用のもの、加熱用のものなど、世界には10000種以上のトマトがあるそうです。

トマトは品種と育て方で無限の表現力を持つ野菜です。

どんなトマトを作りたいかから始まる

どんな美味しさを目指すのかは農家次第です。糖度が高いのか、濃厚なのか、柔らかいのか固いのか、色々な種類の美味しさを作ることができます。

だから、様々なブランドトマトがたくさんあって、それぞれの生産者が様々な美味しさを追求しています。

それぞれの農家の個性を感じながらトマトを味わってもらえると、より楽しく食べられると思います。