Asparagus

アスパラガスについて


 アスパラガスは十勝で春一番に採れる野菜です。 

夏から秋にかけて栄養を蓄え、

北海道の中でも特に寒い十勝の冬を乗り越えてきた

アスパラガスの爽やかな味をお楽しみください。 

アスパラガスってどんな野菜?


 アスパラガスは、10~15年ほど収穫できる作物で、地下に根を張り毎年春に新芽を出してきます。 

新しく植えてから本格的に収穫できるようになるまで4年かかる、結構根気のいる作物なのです。 

アスパラガスは15~20℃ほどの冷涼な気候を好む作物です。夏には2m近くまで大きくなり、たくさんの栄養を根に蓄えます。そして、冬の寒さに当たることで翌春に元気な芽を出すことができるのです。 

特に、とれたてのアスパラガスは生で食べられるほど柔らかく、切り口から水が滴るほどみずみずしいです。そんな春の生命の芽吹きを感じられる爽やかな香りを存分に楽しんでいただけます。 

アスパラガスを美味しく育てる「こだわり」

アスパラガスが美味しくなるためには、その前年にどれくらい栄養を溜め込むことが出来たかが重要です。

植物が栄養を溜め込むには土作り、そして光合成がポイントになります。

  • 土作りの「こだわり」

     僕たちの畑は、祖父の代から半世紀以上かけて土壌改良を行ってきました。 

    数年に一度は作物をつくらずに畑を肥やす作物(休閑緑肥)を育てるなどして、大切に畑を肥やしてきました。 

    アスパラガスが翌春にたくさんの新芽を出せるようにするには夏にいかに栄養をため込ませるかにかかっています。 

    そのため、毎年しっかり堆肥をまくことでアスパラガスが2m近くまで大きくなり、晩秋の寒さに当たって枯れるまで病気にならず、健康に育つ環境を整えています。 

    須田農場のある上士幌町は人口5千人に対して、牛4万頭いる酪農の盛んな街です。 

    須田農場は酪農の町の農家らしく、豊富にある牛糞堆肥を使って、十分な肥料分を確保しています。 

  • 光合成の「こだわり」

    北欧は夏至の頃は白夜になって一日中明るいと聞いたことがありませんか?

    北の方にある緯度が高い土地は、夏は日照時間がとても長いのです。上士幌町も日本の中でもかなり北にある町なので、夏至の頃は1日15時間以上の日照時間があります。加えて、十勝は日高山脈と大雪山系という大きな山に囲まれているおかげで「十勝晴れ」というくらいに晴天率の高い地域です。さらに北海道には梅雨がないので、6月7月も植物はガンガン光合成をし続けます。

    十勝で育つアスパラガスは、夏場に浴びる日光の量が段違いに多いので栄養を大量に蓄えて育つのです。

Reason

須田農場のアスパラガスが美味しい理由

理由1

自分達が1番のファン

須田農場では、父がアスパラガスが大好きで栽培を始めました。

どんな野菜も一生懸命作りますが、やはり自分たちで食べて本当に美味しいと感じるものであれば、もっともっと美味しくできるのではないか、もっといろんな人に食べてもらいたいと思えてきます。 

理由2

1本1本手作業で収穫

収穫時期になったら、2か月ほどの間毎日中腰で1本1本丁寧に収穫していきます。 

全ては食べる人の喜んだ顔が見たいから。 

理由3

太くてみずみずしい

アスパラガスは太いほうが水分量が多いから柔らかくなります。

豊富な栄養と長い日照時間で元気に育った須田農場のアスパラガスは太いマジックペンと同じくらいの太さになります。細いものでも女性の親指くらいの太さはあります。

To have delicious

新鮮なアスパラガスを召し上がっていただくために

アスパラガスの魅力である柔らかさと爽やかな香りは採れたてが一番です。

でも、一般的な流通に乗せると北海道のアスパラガスが東京の店頭に並ぶのは収穫後3~4日、遅いと1週間かかってしまうこともあります。1週間たつと美味しさは半分くらいになってしまいます。

だから、本当に美味しいアスパラガスを食べたいときは、農家から直送のものを買ってください。

須田農場のアスパラガスは特別に元気に育っていますので、採れた当日にクール便で発送して2日後に東京に届いてもまだ新鮮な香りと柔らかさはかなり残っています。

到着後は

到着後はできるだけ早く加熱して、加熱した状態で冷蔵庫で保存するか、もしくは生のアスパラガスをそのまま冷凍してください。
すぐに加熱も冷凍もしない場合は、根元を少し切り、湿らせたキッチンペーパーを敷き、立てた状態で冷蔵庫で保存します。アスパラガスの適切な保存温度は 2.5℃と言われており、ほかの野菜よりもやや低い温度となります。そのため、野菜室では少し温度が高すぎるので通常の冷蔵エリアが適しています。